如月(二月)の茶室
北風に思わず身をすくめる冷たい日もありますが、日溜りのぬくもりは身も心も和ませるやさしさです。
身を固くして春待つ木々の蕾達の中で、梅ははやほんのりと彩づき、ほころぶ日のそう遠くないことを
知らせてくれます。春待つ心を床の掛け物、花に托しました。火の近くが恋しい季節はお茶に接するに
適した時期と言えましょう。
二月の茶室
二月の床の間
軸:梅画賛
床の間の茶花
花:白梅、金花茶 花入:越前
花: 山椿、三つ葉つつじ 花入: 竹
棚
詔鴎棚
旅箪笥
菓子
梅ヶ餅
菜の花
お雛様
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